入浴の効果についてご紹介します。
来院される方にお尋ねするとシャワーで済ませることが多いです。
夏の季節にも温い温度の浴槽に入浴されることをお勧めします。
入浴には
「温熱」の作用
「浮力」の作用
「水圧」の作用
により血行を促進する働きとリラクゼーションにより血管を拡張する働きかけがあり、
本来備わっている自然治癒力が引き出されます。
それには、温度が大切です。
入浴温度による体温の変化は
39度のお湯に15分入った後のほうが、42度のお湯に3分入った後よりも、
入浴後20分、30分いずれも身体温度が高い状態であることが立証されています。
入浴を毎日の習慣にすることで、血行が促進、血液の状態が改善され、栄養の吸収もよくなります。
また、入浴後の睡眠の質にも良い影響を与えます。
1日や2日では実感しにくいかもしれませんが、
毎日繰り返すことで、身体全体に良いサイクルが生まれます。